国家賠償とは公務員の不法行為を提訴することによって金銭で購わせる行為なんよね。
民主国家としては当然の救済措置。
まあ、
戦前戦中は無かったけど・・・・。
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ただ、運用面で問題が・・・、
すなわち、
官の無謬性や永きに渡って国家の無答責がまかり通っていたこの国では認められるハードルが極めて高いんよね。
国側も面子と威信に賭けて全力で争ってくるのが定跡。
さらに、
認める判決を出した裁判官はほぼ出世の途を閉ざされるという、蓋然性の高い噂もあるしね・・・。
事実、
冤罪で死刑判決を受けた元死刑囚の訴えでさえ、棄却されるほどです。
(12時間以上の取調べや取調室での排泄強要も違法では無い!)
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何が言いたいかというと、
国賠請求は画餅の餅。
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だが、その国賠請求、
争うどころか、
完全降伏という奇怪な事態に。
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赤木ファイルを巡っての裁判。
国側は「認諾」したよ・・・・・。
極めて異例。
信じられないほどの珍事。
原告の主張を全て受け入れる。
当然、裁判は結審。
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本来なら、
故・赤木氏の上司が証人尋問に立つ予定だった。
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そこまでして、
隠蔽したいのか?
唖然としたよ・・・・(-_-;)
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前後して、
国交省の基幹統計に偽りが露見。
GDPにも影響を与える大事な統計。
国際的な信用にも関わることです。
これ、
時期的にアベノミクスと重なるね・・・・。
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コイツら、
何を守って、
何のために働いているのだろう?
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東大生の官僚離れも残当なり(>_<)
「ハコヅメ」 著者:泰三子
相変わらず軽妙な遣り取りが面白い。
テンポに良い漫才を観ている感じがするよ。
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ただ、
マンネリの気もする。
身内だけで話を回して完結しているんよね。
警察の怠慢や杜撰な捜査も取り上げて欲しい。
やる気の無い警官に当たってストーカーとか詐欺被害で申告しても被害届を受け付けない事なんて幾らでもあるよ。
作品に登場する、
こんなに真摯な警官の方がむしろ稀です<(_ _)>