突撃さる!

ううぁあうあうあああ!!!!

 

 

参ったよ、

 

いきなり来たよ!!

 

来やがった。

 

 

なんの予兆も無く、

 

むろん電話も無く、

 

 

招かざる、

 

仁義無き身内。

 

 

母と姉が部屋にやって来やがった!!!!

 

不意打ちだよ!!

 

魂消たよ!!!!!

 

 

・・・・・

 

 

いや、いや、いや。

 

こんなんアカンやろ。

 

 

幾ら葬式に出なかったと行ってもね、

 

 

信義にもとる蛮行だよ。

 

 

・・・・・

 

 

パソコンを眺めていたら、

 

いきなり右上にぬっと50台半ばの薄幸そうな女がね、

 

勝手に入ってきやがったよ。

 

不法侵入だよ。

 

 

・・・・・・・

 

思わず、

 

ええ?

 

誰、これ???

 

 

・・・・・・

 

 

多分姉なんよね、

 

最期に会ったのは20年ほど前か?

 

 

・・・・・・・

 

 

気持ち悪い邂逅やわ。

 

 

懐かしさや親しみなど微塵も無い。

 

というか、

 

もう記憶にも無いわ(-_-;)

 

 

そんなのが意味不明な音声を発している。

 

辛うじて日本語だと理解できるけど、

 

 

これからは、家族みんなで仲良く・・、だと・・・???

 

 

・・・・・

 

 

いや、いや、いや。

 

父が死んだからといって今更交流なんてする気ないよ。

 

母だけで十分です。

 

 

・・・・・・

 

 

はあああ・・・・・・、

 

 

葬式って、

 

引き籠りには鬼門中の鬼門やね。

 

 

しかし、

 

これから遺産分割が行われる予定。

 

 

・・・・・・

 

 

うぇぇええっぇえええ!!!

 

吐きそう。

 

心底嫌やね。

 

嫌だ、嫌だ。

 

 

一切合切関わりたくないよ(>_<)

 

 

・・・・・・

 

この不惑の底辺。

 

 

相続放棄を決意!

 

 

雨の中、

 

駆けずり回って必要書類の入手及び作成。

 

収入印紙及び切手などを購入。

 

可及的速やかに投函せり。

 

費用は2,350円也。

 

 

結構痛いな・・・。

 

 

・・・・・・

 

 

遺産放棄の為の出費ってね、

 

なんか矛盾していてムカつくけど。

 

 

已む無しか(-_-;)

 

 

まあね、

 

それでも司法書士に依頼したら10倍以上は請求されるやろうしね。

 

 

なんとか一人でやり遂げました。

 

 

もう、

 

これで関わらずに済むことを衷心より祈る<(_ _)>

 

 

 

 

 

 

センゴク権兵衛」      著者:宮下英樹

 

 

約20年か。

 

長かったね・・・。

 

ようやく完結で感慨深いよ。

 

戦国一大叙事詩とも言うべき作品。

 

 

秀吉の晩年とセンゴクの対比が興味深い。

 

物語後半からはセンゴクの出番は無くなっていったけどね、

 

最期は夭折した竹中半兵衛が案内役として纏めたよ。

 

・・・・・

 

本作で歴史の視点が結構変わりましたね。

 

 

武田との鬩ぎ合い。

 

三方原から長篠、天目山での終末。

 

この辺りが最も好きやったよ(´д`)