ぺろぺろ

配達を終えて帰宅、


つらつらとテレビを観てたんよ。


朝の5時頃。



テレメンタリーというドキュメンタリー番組なんよね。

(こういう番組ほどゴールデンでやれよ、と思うけどね)




刑事事件でね、


証拠を捏造されて冤罪に陥れられた人の話やったわ。



・・・・・・・・。



恐ろしいね。


証拠の捏造なんてされたら誰でも犯罪者に出来るからね。



それだけじゃ無くてね、


被告人に有利な証拠を隠蔽されるんよね。


・・・・・・・・・。





もうね、


無茶苦茶です。


何でもするし、出来るね警察検察は。






何と言うかね、


刑事裁判というのはね、


大変誤解されているんよね。


多くの人にとっては有罪・無罪を決める場という認識だろうけどね、


実際は全く違うんよね。



検察の主張、


すなわち起訴状の追認の場なんよ。



弁護士なんて置き物なんよ。





コレ、言い過ぎかな?




でもね、


せいぜい、100歩譲ってね、


執行猶予を取る為の儀式でしかないんよ。



ほんで弁護側に出来ることってね、



”反省していますー、m(__)m”ってね、


被告人に言わせて、



後は身内を法廷(母親が多い)に呼んでね、


泣かせるぐらいしかないんよね。


”え~ん、え~ん、息子の犯罪は~、私の所為なんですぅ~(;_;)/~~~”


うむ、

大体こんな感じやね。




起訴されたら99.9%は有罪やからね。

これは世界に類のない異常な数値よ。




有罪が前提で裁判官の中にもそう思っている人が居るんよね。


完全な予断なんよ。



だから無実の場合は弁護側に全ての挙証責任が負わされるという、


制度上矛盾した運用がされているんよね。




ええ、ええ、

いわゆる”推定有罪”ですね。


刑事司法のブラックジョークです。







99.9%の有罪率。


検察はこれを以て、


”検察の精密司法だよ―♪”


なんて、自画自賛しているけどね。



まあ、確かにね、


アメリカとは異なり起訴便宜主義やからね、


立件が困難の事案は起訴猶予にしてしまうんよね。


だから有罪率が高いのは当然なんやけどね・・・・。



しかし、それでもね、


どうなんやろね?




所詮、検事って言っても法律に詳しいだけの人間やからね、


当たり前やけど、


全知全能の存在じゃないからね。




果たしてね、


そこまで信頼していいのかどうか・・・・?






マスコミも甘やかしたんよね、検察を。


”日本最強の捜査機関”

なんてね、


まあ、特捜部のことやけどね。


政治家を逮捕すれば拍手喝采って感じでね。



それで警察や検察の発表をそのまま垂れ流し・・・・・。


これでは捜査機関の広報やんか。







でもね、だから逆に舐められるんやろうね、


ぺろぺろってね。



数日前のマスコミに対する恫喝もその一端やと思うわ。



まあね、


マスコミの幹部は首相と会食してばかりやしね、


しかも、それを恥じとも思わずに自慢するぐらいやしね、



舐められるのも当然であろう。




権力に近い人ほどマスコミを見下し舐めているのではないかと。



うむ、うむ、


ホンマ、そう思うわ。




ぺろぺろ、


ぺろぺろってね。











青空エール」     著者:河原和音


ええわ~。


青春やわ~。


いまどき珍しいぐらいの正統派青春漫画。


二人は初々しいね~。



読んでてね、

不惑の私なんかは顔が赤くなったよ(#^.^#)。



でもね、

羨ましいね、


こんな青春、全く縁が無かったからね。


惨めなもんでしたよ、ええ、ええ。





・・・・・・。


それは今も変わらんか・・・・。
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