部屋の中まで

テレビを観ていたんよね。


NHK放送の「かんさい熱視線」という番組です。




村山聖の特集が組まれていたんよ。


彼と交遊のあった棋士


先崎や郷田、井上そして羽生善が出てこなくて残念やったけどね。



前田アパートと更科食堂が紹介されていて懐かしかったよ。




この底辺も行ったんよね。


3年以上も前やけどね。




更科食堂ではよく村山が座っていたという、


一番奥の席で焼き魚定食を頂きました。





前田アパートでは中には入れなかったけどね、


外観を見て周囲を散策して街の雰囲気を味わったよ。





番組では東京から来たという青年がいてね、


特別に大家から中に入れてもらっていたよ。






(う、羨ましくなんか無いんだからね<`ヘ´>)






四畳半の和室、風呂無し、トイレは共同。




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恐ろしく質素、


というか貧相な部屋やったわ。





何と言うかね、



彼はA級棋士なんよ。



棋士としては紛れも無く一流であり、


年収もその辺のサラリーマンの数倍はあったはずなんよね。





しかし、


彼は金銭には全く執着しなかったね。



プロになって以来死ぬまで稼いだ対局料の大半を寄付していたんよ。


阪神大震災の時も受付をしてた人が驚くぐらいの大金を献上したんよね。




そしてそのことを自慢したことはただの一度もなかったよ。




そもそも他人に喋ったことすらなかったんじゃないかな?




実際、

寄付のことも死後判明したことやしね。





きっと彼にとって、


朝起きて顔を洗うのと同じ感覚だったと思うわ。






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なんかね、




些か感傷的な気分になっているよ・・・・・、





こんな時は、



うむ、吞むに限るな(^_-)-☆









↓前田アパート、2階に村山は住んでいた。


体調が悪い時は1週間もここで寝込んでいた。
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うちのご近所さん」  著者:群ようこ


相変わらず半径500mの話。


しかし、

短編なのに冗長に感じわ。    


文章が一本調子の所為かな?



無駄に深刻ぶらないので好きな作家やけどね。       




今作は不作(-_-;)


           




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