昨日テレビを観たんよ。
HNKで「冤罪弁護士」というタイトルよ。
その名が示すように冤罪を晴らしてきた弁護士の話。
今迄で14件の無罪判決を勝ち取ってきたってさ。
14件!!!
はあぁあええええ~(◎_◎;)???!!!
・・・・・・・・・・・・
これはね、
途轍もない事なんよ。
実はこの国の刑事裁判は有罪・無罪を争う場では無いんよね。
無罪なんて無いんよ。
起訴された時点で有罪は既に確定なんよ。
起訴すれば公判検事も弁護士も被告人もね、
そして裁判官でさえ有罪という予断で審理を進めるんよね。
弁護側に出来ること言えば被害者と示談してお涙モノの情状証人を呼んで執行猶予を狙うのが大半なんよ。
だから(法治国家とは思えないほど馬鹿げた話だが)、
無罪判決を求めるならば弁護側が無罪を立証しなければならないんよね。
ほんで無罪証明、
つまりやっていないことを証明するというのは至難でね。
別名”悪魔の証明”と言う、
些か文学的な表現で表されるんよ。
強大な捜査権と人員及び予算を持つ捜査機関が調べたことを一私人が引っくり返さなければならないやからね。
しかも被告人に有利な証拠が検察側にあった場合、
故意に隠蔽されることもしばしばあるんよ。
そんなんされたら、
どうしようもないっちゅーねん<`ヘ´>
・・・・・・・・・
無罪判決。
こんなことはだから多くの弁護士は一生に一度だって出来ないんよね。
それが14件。
今村核弁護士。
こんな人実際に居るんやね。
うむ、
漫画に出てくるヒーローみたいやわ。
まあ、残念ながら、
見た目はそれっぽくないけど・・・・・・失礼<(_ _)>