イナズマ、堕つ!

残念やったね、


またしても悲願は叶わなかったよ。





女流棋士里見香奈嬢が年齢制限により奨励会を退会、


これによって女性初の正棋士誕生という夢は潰えた・・・・・・。




・・・・・・・・・・




どういう訳か、


将棋では圧倒的に男が強いんよね。




しかし、

そんな中で香奈嬢はプロの男性棋士を悉く倒していってね、


”出雲のイナズマ”なんて呼ばれたんよ。



かの林葉直子以来の棋才といわれ、


奨励会突破できるのは彼女を於いて他には居ないと目されていたんやけど・・・・・・。




・・・・・・・・・・



まあ、運も無かったよね、


体調不良にも悩まされたし。




・・・・・・・・・・



でもね、

決してフォローする訳ではないけど、



奨励会三段まではいったんよね、


凄いことよ、これは。


あそこは鬼が住む世界よ。




周囲は鬼ばかり也。



香奈嬢がそんな処で闘っていたんよね。



あんな可憐な子が・・・・・・。






ホント、尊敬します。


奨励会お疲れ様でした<(_ _)>


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「世界で一番のクリスマス」           著者:石井光太





ノンフィクションで貧困ばかり書いている著者。



本作は初の小説。





世の中の裏側から社会を見ているね。



ヤクザの病院乗っ取りが面白かった。


実際にありそうで、読んでて臨場感を感じることが出来たよ。



ただ、北岡女医が自殺するというのは理解できん。


飛躍しすぎているし周囲に頼りになる人もいただろに・・・・・。



まあ、圭介は論外だが(。-_-。)