昨日の話、少しショッキングなことが起きたんよ。
将棋のこと。
まああ、将棋に興味の無い人には恐ろしいほどどうでもいいことやねんけどね。
読売新聞が主催している棋戦、「竜王」
むろんこれは快挙なんやけどね、うむ。
奪われたのは44歳の、年齢的には全盛期を過ぎた、森内俊之なんよ。
いわゆる”羽生世代”の一翼を担っていた棋士なんよね。
さらに凄いのは挑戦者決定戦では羽生名人をも打ち破っていること。
凄いね、糸谷君は。
いよいよ世代交代の時が来たのでしょうか?
・・・しかし、本音を言いますと私は少し寂しい気もしているんよね。
神懸りな強さを誇った”羽生世代”こそが私の将棋の原点だから。
事実将棋界に20年以上君臨していた異常な連中だからね。
だから、本当にすごいのはこの棋士たちなんよ。
おかげでこの世代の上・下の直近10年ほどの棋士は殆ど活躍できなかったほど。
その時代が終焉をむかえるということは私には寂寥感を感じてしまう。
なまじ強かっただけにね。
こんな風に思うのは未来ではなく過去に多くを持つ年齢に成った為でしょうか?
少し感傷的になりましたね。