今日も降られた。
どうも一月二月は雨が多い気がしてならない。
さらに今日は気温も低くてキツかったよ。
配達の途中から指先が痛みだしてくるんよね、しかも何故か片方だけ。
まあ、無事に終えたので安堵した。
昨日は「神の子 上」 著者:薬丸岳 を読んだ。
やっと順番が回ってきたんよね。
面白くて一息に読んだが、物足りなさも感じる。
すいすい読めるんだけど、逆に先が簡単に見通せるんよね。
まあ、予定調和と申しますか。
「天才的頭脳と、絶望的な孤独」という触れ込みだけれど、壁を作っているんは主人公だけでね、周囲の人間は親切で寧ろお節介なんよ。
敵対する登場人物として雨宮が存在するけどね、こいつがまたお姉さん想いの良い弟なんよね。
言葉づかいも綺麗で常識をわきまえているし、”悪党”には程遠いわ、うむ、うむ。
なんというかね・・・・・。
読んでて、著者はきっと良い人なんかな、と思ってしまうんよね。
二冊読んだだけなんやけど、作品には悪い奴が出てこないんよ。
面白いけど、逆にそれが物足りないんよね。