「バカが多いのには理由がある」を読んだ。
似たような本で「亜玖夢博士シリーズ 」もあるが、うむ、いまいち面白くない。
と、いうのか正直よく理解出来なんだよ・・・・。
この人は非常な博学で頭脳明晰な人なんやろうなとは思うけど、私の教養ではついていけんのよね。
しかし、分類はどうなんやろうね。
エッセイではないし、自己啓発本の類とも違うやろうし。
強いてあげれば独演会をそのまま書籍化したような感じか。
単なる”手抜き”という気もするね。
新聞でも多いんよね。
識者の意見とか有名人同士の対談で紙面を埋めるケース。
調査報道じゃないから、自分たちで裏取りしなくていいからお手軽なんよね。
読んでて、”楽しすぎだろう、マスコミ”って感じるよ
ただ、この人の書く小説はすごく好きなんよね。
知性には隔たりがあるけど感性は結構近いのかも。
「マネーロンダリング」は秀逸!
「永遠の旅行者」に至っては傑作!!
タイトルからして素晴らしいセンス。
内容も面白くて二晩で読んでしまったぐらい。
橘さんには余計なモノは書かずに小説に邁進して欲しい。