配達を終えた後、しばしばスーパーへ買い出しに行くんよね、ウィスキーと食料品を調達しにね。
基本、引き籠りなので一日に一度しか外へ出ないんよ。
だから、少し走ったところにある24時間営業の店の存在は本当に有り難いんよね。
それにたまに「半額」のシールが貼ってある商品もあってね。
少し幸せな気分になるね♪
こういうところは我ながらつくづく底辺だと思うんやけどね・・・・。
それでね、いつものようにスーパーへ向かっていると、いきなり目の前にぼろぼろの毛布みたいなのが落ちていたんよね。
慌てて回避したんやけどね。
でも、それね、毛布やのうて、
猫の死体やったんよね・・・・・。
血まみれで、肉の残骸といった感じ。
明らかに轢死体やったわ。
見た瞬間、余りの惨たらしさにギュッと心臓に衝撃が走ったよ。
必要以上に同情するとかえって成仏できない、というけどね。
身体が強張ったよ。
痛かったね、苦しかったね。
辛いね、可哀想やね。
猫の寝顔が好きなんよね。
幸せそうに寝てる姿がね。
落ち着くんよね、心がね。
猫は幸せにならないといけない動物だと思うよ。
猫が幸せそうだったら、周りにもその幸せな雰囲気が伝染するからね。
だから辛そうな猫を見ると、こっちまで辛くなるんよね。
心から思うんよ。
轢いた奴、マジで死ねばいい!