現実は”黒い家”を凌ぐ

ここ数日、酒が止まらない。

昨日もボトル一本開けてしまって、ずーとベッドでひっくり返っていたんよ。

だからブログ更新もできなんだ。

昨日こそ行こうかと思っていた、食べ放題焼き肉やはり大儀で行かなかったしね。

食べ放題ってね、行かなかったら何かね、損したような気分になるんよね。


もうそんなに量は食べないんだけどね。

普段は一日一食で問題無いほどやし。


それで損した気分って、


ホンマね・・・・、つくづく貧困な発想で泣きたくなるわ。


まあ実際底辺だしね、仕方ないのかな。





しかし、なんでここまで酒に依存するんやろう・・・・?

特に辛い事や嫌なことがあったわけではないだが。


まあ、毎日が虚しいということはあるけどね。

このままダラダラ無為に過ごすにはさすがに長すぎると思うんよね、人生は。


しかし、

もう何の気力も湧いてこないんよね。

今日という日が昨日も明日も変わらなくてね。


やらなければいけないことがあってもね、

”別に今日じゃあなくてもいいか”

って、そんな思考になるんよね、

ヒッキーって。



ところで、

引き籠りだからよく判らんのだけどね、


他の世間の人はどう毎日を生きているのかね?

遣り甲斐や生き甲斐なんて、本当に感じているのかね?

たまに外に出て人の顔を見てみるとね、

なんかねー、


みんな鯖にでも当たったような顔つきなんよね。

ムスー、としていてね。

そりゃもう見事なぐらいよ。

法律で決まっているのか思うぐらいなんよね。

身なりから察するにエリート階級の人間でもね、

やっぱり憮然としているんよね。


”幸福は誰でも変わらない”って言うけどね。

そう言うもんなんかね。




新聞記事読んで驚いたんよね。


筧千佐子って凄まじい女やね。

毒を用いる犯罪というのは古来より女が多いんやけどね。

あそこまで出来るもんなんやねー。

驚くとともに感心したわ。

何の恨みや憎しみのない人間相手よ。

それを二人殺害して、

さらに六人の可能性もってね・・・。

さすがにこれは情緒や感受性の仕組みがどうなっているのか。

精神病理の対象に成り得ると思うんやわ。


そんでね、この事件ですぐ「黒い家」を思い出したんよね。

とても面白く怖くて一気に読んだんよ。

ページをめくる時間すらもどかしく感じたよ。

それぐらい引き込まれた。

以来、貴志祐介はお気に入り作家ナンバーワンになったね。