微妙な損は堪える・・・。

酒を飲んで起きたのがすでに午後4時ごろ。



”ああ~、またいつもの様に飲んでしまった~”


と、またいつもの様に後悔。



なんで飲んだ後はいつも後悔するかね?


それなのに何でまた飲むのかね?



馬鹿なのかね?


ホンマにそう思うわ。



・・・・・。


だがね。


しかしね。



と、開き直る気持ちも生じるんよね。



だってね、


飲まなかったからといって、一体何が変わるというのだろう?



そう、


何も変わりはしないんよ。



どっちにしても無為で日々やからね・・・、へへ。



そんなことをつらつら思いながら図書館へ。


返して借りて、読みたい本のリクエストを提出。




その後、幾分かの吐き気と倦怠感をこらえて隣町の古本市場へ。



相当な大型店でね。

じっくり見て回ると一時間は掛かるんよね。


実は割引のクーポンがあるんよね。


”クーポン”


底辺はこの響きには抗えなんよね。


あたかも誘蛾灯に導かれる蛾のごとき存在なんよ。


さらに探していた本も首尾よく見つかってね。

嬉しいね♪


ほんでね、

このクーポンの所為で強気になった底辺は270円もの本を三冊も購入するという暴挙に出たんよ。



ところがね。



清算するという段になってクーポンが無くなっているんよ!


ええー!!

マジですか!!!


出かける時はちゃんと持っていたのに。


絶望のあまり失禁思想になったよ~(;̠;)。



恐らく何処かで落としたのだろうと思うんよね。

ポケットをいくら探しても見つからなかったからね。



一体何処で落とすんだ~、

ってね、

それが判れば最初から落としてないよね。



クーポンがあればね、


合計金額から50円引いてくれたというのに・・・。

たかが50円やけどね、

なんかね、

こういうにって微妙に堪えるんよね。


額が小さいだけにうじうじ心に残るんよねー。



その後店を出てね、

傷心の散歩をしたんよ。


自転車でね。


悲しかったけどね、


気候は良かったからね。

ちょうど暑くもなく寒くもないから。


そんな時に無目的に街中を彷徨うのは悪い気はしないね。


ちょうど夕暮れ時でね、


住宅街からは夕餉の音や匂いなんかも感じてね、


嬉しさと悲しさにに加えて切なさも味わったよ。


なんかね、


感情のバリューセットやね。









「孤闘」     著者:上田秀人


するする読める文章。

余り掘り下げてないけどね、

会話が多いので解り易いんよね。


主人公の立花宗茂ってね、

名前は知っているんやけど、

こんなに優秀な武将とは思わなんだ。


実父の高橋紹運は岩屋城で有名やけどね。



宗茂さんね、

司馬遼さんの「関ヶ原」にも全く出てくないで意外やわ。




この人は”天下の名将”とまで呼ばれていて、家康からも恐れていたんやね。

へえ~。

ただ、

微妙に運が無いね。
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