B級、侮りがたし

今日は配達を終えるとず~っと家に居たんよ。



・・・・・・・。



まあ、引き籠りなんでね。



これが有るべき姿です。




ベッドのに転がりながらラジオと読書三昧な1日でした。






食事はそば、そうめん、焼きそば、


と、メニューで全て麺類でしかも手軽なモノばかり。



しかしね、


焼きそばが美味しくてね。



食が進んだわ。


肉も野菜も一緒に摂れるしね、



お好み焼きもそうやと思うけど、



とても合理的な食べ物やと思うね。




まあ、油が跳ねるのは嫌やけどね・・・・・。





ふと気がつくと天気が崩れていたんよね。



・・・・・・・。



このままいくと、



明日の配達は久方ぶりの雨。



土曜日に降られるよりマシだけどね、




今から憂鬱な気分よ~(>_<)。











「デブを捨てに」     著者:平山夢明


ペーパーブックの短編集。


安っぽい装丁なんやけどね、



読んでみるとこれがもう、無茶苦茶面白い!


著者は「超」怖い話でオカルト作家の旗手となったが、それのみならず他の分野でもその才能を発揮している。


とりわけ、人間の醜悪さやおぞましさを書かせれば著者の右に出るものは居ないのではないか?



だが文体が妙にユーモラスであり皮肉も効いている。



ラーメン店での店員との遣り取りは何度も噴出した。




基本的にキチガイしか出てこないだけどね、


状況の悲惨さと登場人物との心理的ギャップが著しくて感心するんよ。




クライマックスの、


「俺には信じられねえほど太った狼に見える。」


このセリフには痺れるね。




読んでいて面白くて、そして嫌な気分になりたければ平山夢明を是非♪


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