配達の仕事を始めて今日で15年。
長いよね。
それも一日も休まずに務めたよ。
ささやかながら、偉業では無いかな。
それなのに、
給料は全く変わらない。
むしろ相次ぐ減配の所為で下がっているね。
雨の日なんて時給800円だよ。
・・・・・
どうしようも底辺ぶりに、
自分でも笑ってしまうよ。
利点も確かにあるけど、
15年も続けるほどではね・・・・。
経験や知識などまるで身につかず、
ずっとレベル1のまま。
働き盛りの年齢を無駄にしたね。
・・・・・
未知の分野へ行くのが億劫、
変化が怖い。
畢竟それが原因です。
・・・・・
代償を払うときが来たのか?
母にもし万が一のことがあれば、
変化どころでは済まない。
全身が凍るような恐怖を感じています。
食欲は無く、
震えと酒が止まりません。
「大学教授こそこそ日記」 著者:多井学
順調で蹉跌の無い人生。
そう思っていたけど、
奥様が突如病に倒れる。
腫瘍発見、
ステージⅣ。
・・・・
闘病生活は5年余りに及び享年54。
早過ぎるね・・・。
お悔やみを申し上げます。
・・・・
人生の価値はどれだけ思い出を築けるか、
と言う考え方に賛同する。
肉体は滅んだ、
しかし思い出はちゃんと残っている。
それがこの先も生きていく道標となるのであろう。
きっと何気ない思い出ほど貴重なんだと思う。
無為な人生を過ごした身からすれば羨ましい限りです<(_ _)>