ついに未完で逝く

今日の配達はしっかり降られたよ、

 

これほどの大雨は久しく記憶に無いわ。

 

 

無論、合羽&長靴の雨仕様やけど、

 

終えた頃にはずぶ濡れです(>_<)

 

 

帰宅するや浴室に直行。

 

 

・・・・・・

 

 

湯船でまどろんでいると、

 

ベルセルクの事がつらつらと思い出された。

 

 

確か9巻やったかね。

 

 

雪が積もる早朝、

 

ガッツがグリフィスに一騎打ちで勝利して去って行くシーン・・・・。

 

 

酷く印象的な場面です(;_;) 

 

映画『ベルセルク 黄金時代篇』| WORKS | 株式会社リアルト ...

 

 

・・・・・・

 

 

大変な長期連載で更に話はどんどん拡大していくし、

 

 

”もう、終わらないのではないか?”

 

そんな懸念は以前から有ったし、

 

著者自身が”死ぬまでに頭にあることを表現できるか判らない・・・”なんて宣っていたぐらいでね。

 

 

・・・・・・

 

 

そしたら、

 

ホントに終わらずに終わったよ(-_-;)

 

 

結局、蝕やベヘリットの謎、骸骨の騎士の存在などは何も判らんよね。

 

ゴッド・ハンドだって誰一人倒せてないし・・・・・。

 

 

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途中までは非常に面白く読めたよ。

 

ガッツが鷹の団に入ってグリフィスが国盗り物語している辺りね。

 

 

しかし、グリフィスが”受肉”して人外の存在になってからおかしくなってきたよ。

 

人外の存在やから、設定や背景が何でも有りなんよね。

 

敵も味方もご都合主義で、魔法使いや妖精や死霊や使徒とか・・・・。

 

 

正直この辺から冷めてきたね、

 

どうやって話を纏めるのかと思った。

 

 

大昔読んだ、”バスタード"と同じ轍を踏んだと思ったよ。

 

アレも、アンスなんとかという神様と喧嘩してストーリーが破綻している。

 

ちゃんと終わるのかね?

 

 

漫画じゃないけどグインサーガも終わらせることが出来なんだしね。

 

 

日本人のマインドにとって剣と魔法のファンタジー世界は鬼門なんかな?

 

 

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まあね、

 

完結は出来なかったけど、

 

それでも凄い世界観を持っていた人だったね、

 

想像力は素晴らしいよ。

 

画力も申し分なく迫力があったしね。

 

 

アニメ版の挿入歌も圧巻だった。

 

初めて聴いたときは鳥肌が立ったもん(>_<)

 

 

平沢進だったかな・・・?

 

見事な美声ですね。

 

 

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享年54

 

心よりご冥福をお祈りします<(_ _)>

 

ベルセルク40巻』三浦建太郎 | 白泉社