この小説が凄い!

この週末はず~とネット小説にはまっていたよ。

 

なかなか止められなんだ。

 

お陰で眼精疲労になったわ・・・・。

 

 

 

「亡びの国の征服者~魔王は世界を征服するようです~」

 

 

 

コレが無茶苦茶面白い(^_^)/

 

 

・・・・・・

 

 

書籍版は2巻まで読んだけどね、

 

暇に飽かせてweb版を読み始めたら止まらなくなったよ。

 

いわゆる、”なろう小説”では無職転生以来やけどね、

 

ファンになりました(^_^)/

 

 

未だに完結してないけどそれでも面白い。

 

 

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魔法や人智を越えた技能なんかは一切ないんよね。

 

異世界モノでは珍しい設定です。

 

 

ファンタジーというかね、

 

歴史小説みたいやわ。

 

 

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主人公は科学、とりわけ天体や化学に精通していて事業を興したり新兵器を開発するなど知識や知恵で苦境を打開して物語を進めていく。

 

 

非常に専門的でね、作中で初めて知った内容も多くて、

 

読んでいて目から鱗やったよ。

 

 

著者の博識ぶりに感嘆したわ。

 

 

更に将棋も強そうやね(-_-)

 

 

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ただね、著者は凝り性なのか妥協を嫌うのか、

 

人種や宗教の来歴は微に入り細を穿つ詳細さは閉口したよ。

 

あと、キャロル王女との逃避行も冗長に感じた。

 

 

 

だが、しかし、

 

それを補って余る面白さ。

 

魔女を倒して政権を奪取した途端、一気に話が進む。

 

5~6年で国が亡びると思っていたので新大陸への移住を考えていたのにね、

 

図らずも最高司令官となり外敵を悉く退ける。

 

合戦や謀略がヒリヒリするほどの緊張感やったね。

 

 

味方に対しては真摯で誠実、

 

情愛にも溢れているけど、

 

 

敵か、一旦敵と見なしたら呵責無いところも魅了された。

 

 

狂信者、エピタフの顔に入れ墨を入れる件には寒気がしたわ・・・・(*_*)

 

 

ルフレッドをあえて殺さずに内戦を誘発させる謀も見事なり。

 

即位した直後に王が帰国とはね・・・・、

 

アンジェもコレには参った(>_<)

 

 

そして時間を稼いで国家経営に尽力して軍を再編・・・、

 

妻を亡くし、その忘れ形見と言うべき我が子にもさほど関心を払わない態度、

 

余計な感傷に振り回されことなく合理性及び現実的有効性のみを基準に行動する。

 

そして世界征服へ!

 

 

ユーリ・ホウ

 

 

彼こそは政戦両略の天才です<(_ _)>

 

 

亡びの国の征服者〜魔王は世界を征服するようです〜 - JapaneseClass.jp