凄い話だわ、
まさに次元の異なる世界だよ。
・・・・・
東京都港区という金満な土地柄。
そこで活躍する女性を”港区女子”と言うらしい。
曰く、
名門ホテルでパーティが開かれ、
最高級の食事やお酒が供される。
フルコースが20万でワインが一本50万円とかね・・・・。
値段など気にしたこと無い、
そもそも請求書自体触ったこと無いらしい。
付き合う殿方は無論エリートでハイソサエティのお歴々、
年収は3,000万円から上は5億!
・・・・・
ひぇっ!
想像も出来ん世界やわ(-_-;)
だが、しかしね、
最も驚いたのは、
件の港区女子が普通の生活レベルに戻ろうと努力している姿なんよね。
具体的には、
今までは7,000円のアフタヌーンティーだったのをチェーンの喫茶店やレストランで我慢。
場合によってはコンビニ。
服や装飾品も外商だったのが、
店舗で値札を確認してからお買い物・・・・。
異動もハイヤーからタクシー、
遠距離なら電車。
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いや、いや、いや。
それで努力ってね、
それでも贅沢だと感じるよ。
お茶飲むのにそもそも喫茶店に行く時点で無いわ・・・・。
自販機でさえ贅沢だと思うのに。
今なら一本150円ぐらいするよ、高いよ。
コンビニも富豪が行くと店やん。
ましてやタクシーなんてね・・・、
3駅までなら電車だって乗らないよ、
自転車で行くよ。
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ため息しか出なかったよ、
余りにも生活が隔たると妬心さえ起きないんよね。
アラブの石油王を見てなんとも思わないのと同じやね。
いや、もう、
凄い世界やわ(*_*)
「Z世代のネオホームレス」 著者:青柳 貴哉
なんというか・・・、
港区女子とはまるで対極の存在。
同じ東京だというのにこの格差。
・・・・
運不運で片付けていいのか、
前世で徳を積んだのか、
何かやらかしたのか。
神様はいるのか、
読んでいて疑問だよ。
・・・・・・
親ガチャなどと言われるけど、
かように家庭環境というのは大きいね。
10代の半ばで人生に絶望して、
死を望むとは・・・・(-_-;)
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お節介ではあるが親切な筆者、
子どもの取材もいいけど、
親にして欲しい。
どういうつもりで子どもを儲ける判断をしたのか?
出産は命懸けの事業だというのに。
そして何故愛情や健全な環境を用意しようとは思わないのか?
大変な思いまでして産んだのに何故虐待をするのか??