母、壊れる?

入院中の母から今日も電話がきて色々話したんよね。

 

主に退院後のことやけど、

 

寒いこともあってこの不肖の息子の体調も気遣ってくれてね・・・。

 

 

・・・・・

 

 

ほしたら、

 

夕方また姉から電話がきてビビったよ。

 

 

そして更にビビったのが、

 

母は既に現実と妄想がごっちゃになっていると言うこと。

 

 

・・・???

 

 

最初何を言っているのかと思ったけど、

 

姉曰く、

 

今住んでいる公団を明日にも契約解除するとか、

 

退院後は一緒に住むとか、

 

故郷に帰るとか、

 

支離滅裂なことを言って周囲を困らせている、

 

らしい・・・・・。

 

 

・・・・・・

 

・・・・・・

 

 

いや、

 

嘘でしょう???

 

普通に会話できていたよ。

 

 

だが、

 

姉が言うには、”認知症ではないが、時折記憶が飛ぶことがあり、まともな会話が成立しない”と・・・。

 

そしてこの状態では独り暮らしは無理なので施設に送る。

 

実家の事や仕事、

 

今後の生活について身の振り方を決めて欲しい、と・・・。

 

・・・・

 

・・・・

 

 

ええ、ええ・・・・、

 

 

いや、

 

そんなこと言われても、

 

愕然として何も分らないよ。

 

 

そもそも母が生きていなければ、

 

自身も生きていけないのだから・・・・。

 

今後の生活?

 

乞食?

 

ホームレス?

 

志願兵?

 

・・・・

 

いやだってね、

 

母は百まで生きると言っていたよ。

 

その言葉に縋っていたんよ。

 

 

30年近い引き籠りだよ。

 

・・・・

 

それを今更どうしろと・・・・、

 

怖い、

 

母が壊れているなんて・・・・、

 

死ぬほど怖い。

 

 

・・・・・

 

母に会わねば。

 

ちゃんと元気になって貰わねば。