新聞配達員にとって一番の鬼門、それは寒さや風ではなく雨である。
雨が降ると準備に手間取り配達自体が相当難儀になる。
新聞は、当たり前だが、紙である。
しかも読み捨てだからきわめて紙質が悪く薄い。
少しの雨で、場合によっては湿度だけで、紙がヘタレる・・・・・。
当然、購読者からはクレームが入る(ウザイ)。
当然、配達員は叱られる(ツライ)。
おまけに私は強度の近眼なので暗い上に雨だと視界は著しく制限される。
実際、ヒヤッとしたこともしばしば。
そんなわけで通常よりも手間暇が掛かり、神経もすり減るよ。
配達後は、ぐったりする。
深夜に起床するのはいい。
寒さも耐えられる、というか慣れる。
しかし、雨、特に連続の雨は本当にきついよ!
それでも、一部配って、スポーツ紙3円、朝刊は10円・・・・。
つくづく底辺の仕事だ。