見慣れない女の人が所在なげに立っていたよ。
見慣れないバイクと共にね。
・・・・・
所長の細君でした。
わざわざ隣町からバイクを持って来てくれたらしい。
所長の配慮でした。
安堵したわ・・・(*_*)
礼を言って簡単な乗り方を教わる。
さあ、
気を取り直して出発、
と、思ったらね、
テールランプが点いていなかった・・・。
・・・・・
このとき天を仰いだよ(>_<)
やむなく再度引き返した。
・・・・・・
どういうことやろうね?
整備不良のバイクの代わりに、
整備不良のバイクを持ってきたのか?
何のために?
・・・・・・
・・・・・・
なんなんよ、この事態は?
どう理解すれば良い?
ギャグか?
・・・・・
所長に掛る経緯を留守電に入れて、すぐ切った。
そして後は一切無視。
・・・・・
もうね、
口も利きたくないよ。
心底ウンザリする。
これが底辺の現場です、
紛う無き底辺職場です。
・・・・・
この時点で大幅に遅れている。
幸か不幸か、
そのため同僚のバイクが空いたよ。
借りたバイクを走らせながら、
ぼんやり辞めることを考えていたよ。
そして辞めた後のことを想像した。
・・・・・
ほしたら、
辞められないよね。
判っているよ。
去年の5月にチラシ配布の仕事を失って、
その前には品出しの仕事を不採用。
・・・・・
此処辞めたら、
次雇ってくれると事なんて有るはずも無いからね。
今月の7日で13年間勤めたんよね。
しかも皆勤です。
雨の日も雪の日も体調が優れない日も有ったけどね、
休んだことは1回もね・・・・。
・・・・・
それでも昇給は一切無し、
それどころか、
ピーク時に比べて1万円ほど減っている始末。
辛いね、
報われないね、
虚しいよ。
でも、
しがみつくしか無いよ。
不惑の底辺引き籠もり、
生きるのが大変です・・・(;_;)