13年間皆勤なんだが・・・2

見慣れない女の人が所在なげに立っていたよ。

 

見慣れないバイクと共にね。

 

 

・・・・・

 

 

所長の細君でした。

 

わざわざ隣町からバイクを持って来てくれたらしい。

 

所長の配慮でした。

 

 

安堵したわ・・・(*_*)

 

 

礼を言って簡単な乗り方を教わる。

 

 

さあ、

 

気を取り直して出発、

 

と、思ったらね、

 

 

テールランプが点いていなかった・・・。

 

 

・・・・・

 

 

このとき天を仰いだよ(>_<)

 

 

やむなく再度引き返した。

 

 

・・・・・・

 

 

どういうことやろうね?

 

 

整備不良のバイクの代わりに、

 

整備不良のバイクを持ってきたのか?

 

 

何のために?

 

 

・・・・・・

 

 

・・・・・・

 

 

 

なんなんよ、この事態は?

 

どう理解すれば良い?

 

ギャグか?

 

 

・・・・・

 

 

所長に掛る経緯を留守電に入れて、すぐ切った。

 

そして後は一切無視。

 

・・・・・

 

 

もうね、

 

口も利きたくないよ。

 

 

心底ウンザリする。

 

 

これが底辺の現場です、

 

 

紛う無き底辺職場です。

 

 

・・・・・

 

 

この時点で大幅に遅れている。

 

 

幸か不幸か、

 

そのため同僚のバイクが空いたよ。

 

 

借りたバイクを走らせながら、

 

 

ぼんやり辞めることを考えていたよ。

 

そして辞めた後のことを想像した。

 

 

・・・・・

 

 

ほしたら、

 

辞められないよね。

 

判っているよ。

 

 

去年の5月にチラシ配布の仕事を失って、

 

その前には品出しの仕事を不採用。

 

 

・・・・・

 

 

此処辞めたら、

 

 

次雇ってくれると事なんて有るはずも無いからね。

 

 

今月の7日で13年間勤めたんよね。

 

しかも皆勤です。

 

雨の日も雪の日も体調が優れない日も有ったけどね、

 

休んだことは1回もね・・・・。

 

・・・・・

 

それでも昇給は一切無し、

 

それどころか、

 

ピーク時に比べて1万円ほど減っている始末。

 

 

 

辛いね、

 

 

報われないね、

 

 

虚しいよ。

 

 

でも、

 

しがみつくしか無いよ。

 

 

不惑の底辺引き籠もり、

 

 

生きるのが大変です・・・(;_;)