読書感想文

夕べ、遅くまで読書をしたんよ、図書館で借りてね。
 
新聞や雑誌の書評で話題になっていた「神の子」の著者が書いた、「友罪」。
 
「神の子」はなかなか順番が回ってこないのでね、とりあえずどんな作風かと、試飲ならぬ試読を。
 
 
読んでみてね、う~ん、なんか無駄に情緒的というか、べたついた作風という印象。
 
最初は伏線もあって読ませるんよ、それなりに。
 
ただ、中盤以降あまりにも心象風景に傾倒していて、くどい感じがしたわ。そこまで共感や同情求められても鬱陶しいなって。
 
それに登場人物が、はっきり言って愚かでイライラした。
 
予見出来ることを意図的にしてないとしか思えん行動やったわ。
 
ただ、この著者は心の優しい人なんやろね、きっと。人の弱さや愚かさを責めない人なんやろな~と。
 
以前読んだ貫井徳郎さんなんかをを思い出したわ。
 
私は、駄目やね、すぐに相手を責めて裁いてしまう。
 
家族にも言われたぐらい、「お前は、冷たい人間」って。
 
 
冷たい人間か・・・・・、まあ、だからこんな底辺な生活なんだろうね。