この漫画が凄い2

相変わらず何処にも行かず、



酒を飲みながら漫画をだらだら読む日々。



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まあ、部屋に閉じこもるのは嫌いじゃないけどね、


動くのは億劫やし。



引き籠りは1日1ターンです(*´ω`)







「アイスエイジ」          著者:もんでんあきこ



全10巻。


元戦場カメラマンが高校教師になる異色の学園モノ。



面白くてすいすい読んだよ(^^)/





主人公の不破エイジが素直な人柄をしているよ。



まず、


説教臭くないのが秀逸。


ほして無駄に熱く無いのも好印象。


何より自分の無力感を感じている態度に惹かれるよ。




性的虐待を受けている生徒を前にして、



”どうして、俺はこう無力なんだ・・・・・。”



しょんぼり項垂れている姿には萌えた(*´Д`)




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ストーリも特別なイベントでは無く何気ない日常を大事にする内容やね。




著者の巧さとしてキャラの描き分け方があるよ。



特別な人間では無くてあくまで市井の人が奮闘するんよね。


決してご都合主義に陥らない。


話の展開が飛躍せず丁寧に続いているよ。


これが天晴やわ( `ー´)ノ



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乾先生の母親が最も印象に残った。


卓坊の去就を巡って、


”駄目だ、この人とは言葉が通じない・・・・・”



実の娘に、そう思わせる母親。



母親としては全くの善意でしたことなんやろうにね。



でも、だからこそ罪深い・・・・・・・。




自分の発言や行動に無知で無邪気で無神経、そして恐ろしいほど無自覚。



読んでて頷いたよ。




確かに居るよね、こういう人って。




著者はキャラの作成がホント巧いと思ったよ。