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朝刊の一面に大きく出たよね、
今でもはっきり覚えているよ。
でもね、
廃止したというkとは覚えているけど、
その近辺の記憶は曖昧なんよね・・・・・・・。
ほぼ全ての資産を失ったことと、
泣きながら母に電話したことは鮮明やけどね。
(ホント母には心配と迷惑を掛けまくっている!)
JALが危ないとは以前から噂があったんよ、
でもね、
それでもね、
最後は国が助けると思っていたんよね。
重要な交通インフラやしキャリアフラッグとしての重みもあるし。
何より銀行に対する公的資金注入という前例があったことが大きいよね。
このことが判断を鈍らせて損切りを考えなかった。
のみならず、
禁忌とされるナンピン買いや資産の一点集中という愚を犯してしまう・・・・・・。
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まあね、
所詮結果論やけどね。
これで上手く行っていれば自賛したやろうしね。
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JAL廃止後はひたすら何も考えないように努めたね。
あるいは自分よりも過酷な場所で生きている人のことを想起して慰めたりもしたよ。
お酒ばかり飲んでね。
そうやって、
時間が過ぎるのもひたすら待ち続けました。
それしかないと判っていたからね。
うむ、
時間です、
それ以外に立ち直る方法なんかないよ。
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そしてお金を貯めるのも時間です、
再度、市場に復活したのは晩夏やったかな。
2銘柄しか買えなかったよ。
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あれから、7年と半年ほど。
もう割り切った気持ちやけどね、
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うむ、
収支で言えば相変わらず損している。
配当や分配金を控除して、
売買益で70万円のマイナスか?
日経が22,000円に達していることを考慮すると、
泣きたくなるほどの成績です(>_<)
長い・・・・・・、
15年も続いた所為か、
最初とは明らかに作風が違っている。
なんかね、
後半からは哲学というか、
多分に観念的な内容でもどかしかったよ。
観念なんてどうにでも受け取れるしね、
誤魔化しているとしか思えんよ。
最後は百姓になって命を育む、みたいな展開も安易。
いや、いや、
山本周五郎じゃないんだから・・・・。
思わせぶりな結末もイタダケナイ(-_-;)