当時は”デイ・トレーダー”なんて言葉が流行っていたんよね。
1日で完結させて新規と決済を繰り返す取引です。
少額の利益を多数の取引回数で積み上げる手法・・・・・。
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しかしね、
株はともかくFXでこれはヤバいよ。
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始めて間もなく、
理屈では無く直感でそう感じた。
感情のコントロールが酷く困難なんよね。
何故なら幾らでも金を使えるんよね、FXって。
その為、常に全力で買ってしまうんよ。
画面を見だしたらもうね、
何時間でも貼り付いているんよね。
そしてただ見ているだけ、
お金があるのに買わずに我慢して見ているだけというのは大変なんよね。
取引したいという誘惑に耐えられようか?
とても耐えられんかったよ。
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余談ながら、
株は有限やけどね、
実際有限だからこそ買い占めるなんてこともできるし。
でも1国の通貨を買い占めるなんて不可能やん。
これが”石油王でもFXなら破産する”といわれる由縁よね。
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重ねていいますが、
少々理屈っぽい話をすると、
買う時に将来通貨が上がるのか下がるのかの二択に迫られるんよ、
更に売るときにも二択を迫られる 。
この2回の選択を間違わなくて初めて儲かるんやけどね、
しかし、それは0.5*0.5という単純な確率計算で3/4が売買するだけで損が確定する。
自然、売買回数が多くなればなるほど損する確率は等比較級的に高まる・・・・・。
結論としてデイ・トレで利益を出すというのは科学を無視した全くの荒唐無稽と言わざるを得ないんよね。
事実、著名な投資家、ジム・ロジャースも
”取引の要諦は決断の機会を減らす”ことだと喝破していたんよね。
まさにデイの対極です。
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50万円損して、ようやくそのことに気づきました・・・・・・。
そんで、
デイなど短期の取引は一切止めて、
というより画面自体を見ないようにして中長期の視点で取引をしました。
時間を味方につけるという発想です。
2014年に何とか都合をつけて30万円を追加。
残金の20万円と足して50万円で再度参戦!
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FXが非常に危険だというのはもう解っていました。
でもね、
意地があるんよね。
儲からないまでも、
損したままで引き下がりたくはなかったんよ。
全くの意地でしたね・・・・・。
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そんな訳で、
100万円まで増やしたら辞めようと思っていました。
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