新聞の訃報欄を見て息が止まったよ。
作家の酒見賢一さんが死去。
享年59
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しばし呆然とした・・・・、
余りにも早いよ。
「雲のように、風のように」
等の小説で知られる実力派作家なんよね。
重厚な大分な小説で、
その分取っ付きにくさはあったけどさ、
博識の裏打ちされた妥協しない作風だったと思うよ。
後宮小説はアニメで観て面白かったし、
いずれも名作揃いやね。
ただ、
一番はアル・カポネを押したい。
暗黒街に登り詰めていくカポネの孤独と、
それを追うエリオットネスの自己顕示欲。
単なる闘争や荒くれ者では無く、
善悪と言った二項対立でも無い、
立場が変わることにつれて人間関係の位相が変わるのが醍醐味だったよ。
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素晴らしい才能がまた一つこの国から無くなったね、
残念です、
ご冥福をお祈りします<(_ _)>
ドキュメンタリーでね、
パキスタンの女性を取り上げていたよ。
彼の国の女性が如何に虐げられているかを扱った内容。
進学や就職、
結婚などで自分の意思が尊重されず、
父親が全てを決めてしまう極めて封建的な社会と報じられていた。
強固なイスラム社会で有り、
圧倒的な家父長制。
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来日したパキスタン人の面々、
彼我の女性の扱いにどう感じたのか、
この点を問うて欲しかったよ。
「絶品メシ」とか要らんから。
外から見た自国の有り様をどう感じたのか知りたかったけどね、
著者に掛かる視点が無かったのが残念です。
「名誉殺人」や「酸攻撃」をどう思っているのか、
是非聴いてみたかった(*_*)