母は懸命にリハビリに取り組んでいるよ。
傘寿近い老体に鞭打ってね。
”まだ逝くわけには行かないから”と・・・。
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泣きそうやわ。
そんで申し訳なくて堪らない。
自身の寿命を提供できないものかと思うよ。
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全身麻酔の手術をして一月以上の入院。
お金が幾ら掛かっているのか。
今後もどうなるのか。
毎日不安で仕方ない。
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お金が欲しいよ。
そうすれば不安や恐怖も大分治まると思う。
母への助けにもなるしね。
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掛かる日経の高騰を受けて”億り人”が増えているらしいね。
羨ましい。
こっちはデイで買った4銘柄全てがマイナスだというのにね。
逆に凄いよね、
大体6%強の確率かな。
市況を考慮するともっと低いかな。
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だったら、
一か八かでバイナリーオプションはどうかな。
勝てばお金が倍になるんよね。
全財産掛けてね、
4回連続で勝てば”億り人"に成れるよ。
同じ6%なんだから当てもおかしくないよね。
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馬鹿げた発想かな。
でもね、
どうせ母無しでは生きていけないしね。
「家を失う人々 ~最貧困地区で生活した社会学者~」 著者:マシュー・デスモンド
厚い本だけど長いとは感じなかった。
絶賛されるのも当然の内容です。
住居を失うのは人生で3番目にショックなことと聴いたことあるけど、
これほど何度も強制退去させられるとそれだけで精神が病むよ。
ましてや幼い子どもも一緒ではその日を生きていくだけで精一杯やね。
先のことを考えるなんて不可能だよ。
愚かな言動も目立つけどね、
理性的な判断や合理的な行動が取れるのは余裕があるからだよ。
貧すれば鈍すは事実と痛感する。
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スラムや貧困地区の方が家賃が高くなる事にも驚く。
オーナーの権利が余りにも強すぎてやりたい放題だわ。
アメリカの住宅事情がこれほど過酷だったとはね。
黒人のシングルマザーに浴びせられる悪意にも慄然とするよ。
競争社会だけど、
もっと優しいお国柄と思っていただけに暗澹とした。
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しかも本書は今から15.6年前の出来事なのよね。
現代ではさらに凄惨になっているやろう。
作中に登場した人はちゃんと生きているだろうか。
いずれ日本もこうなるのだろうか。
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唯一の疑問として、
極度の困窮生活だと言うのに子どもを持つことに躊躇いが無いのはどうしてか。
宗教的な理由か、
文化的な背景か、
一切触れられていなかったのが残念。