飴と鞭が露骨

酷い話よね・・・、




仮にも教育を所管する官庁がね、


率先して違法行為をしているなんてね。



・・・・・・・・・・



天下りも受け入れた名大には補助金42億を交付。

年収は1千万程度。




しかし撥ね付けた茨城大には補助金無し。




・・・・・・・・・



何なんよ、これは???


あまりに露骨過ぎるやろ、


えげつないわ。



・・・・・・・


補助金はつまり税金なんよ。


畢竟、公金よ。



それをね・・・、


文科省の役人は完全に私物化しているやんか。



これって業務上横領罪で立件できないのかね??




ああああああ~、



嫌な世の中よね~(>_<)












永遠の仔 下」     著者:天童荒太



読み応えのある物語やったね。


久方ぶりに胸に来たよ。




情緒が破綻していたのは笙一郎やったとは・・・・・*1



最後は虐待をした母に依って終わりにしようとする態度には哀切しかないよ。



理知的な言動は自らを韜晦する仮面やったんやね、


うむ、うむ、なんと悲しい男よ。





残された二人にも決して幸福は訪れない。


梁平の、

”俺達は再会したのが間違いではないんだ。別れてしまったのが間違っていたんだ。”



この部分、読んでいてはっとしたわ。


本質を付いたセリフやね。



だって3人一緒だからこそ生き残れたんやからね。





2人は別れたけどね、


なるたけ楽に安易に生きていって欲しいと思うよ。


今まで十分に傷ついたんだから。





最後に、

看護師・優希の白衣に患者の尿が掛かるシーンがあるんよね。


重い認知症で身体の自由も意思の疎通すら困難な死を待つだけの患者・・・。



そんな患者の世話を懸命に診て、

そして排泄物に汚されながら、



”これが生きることだ、と優希は受け止めた・・・・・”




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もうね、


優希嬢になら殺されても良いと思ったよ<m(__)m>












*1:+_+