かなり前のこと、
テレビで観ていてね、
とても心に残っている話があるんよ。
職人の特集やったかな?
ほんで、宮大工に質問した場面なんよね。
何を考えて造るのか?
インタビュアーの問いに、
”壊す時のことを考えて造る。
この建物は自分が造る。全力で良い物にするのは当然だが、それだけでは無責任だ。
なぜなら壊す時は自分は居ないだろう、だから他人に委ねなければならない。
その人がちゃんと壊して撤去することが出来るように、
壊れにくく、同時に壊しやすく造らなければならない。
このことは造った者が負うべき責任なんだ・・・・・。”
・・・・・・・・・・・・・
確かそんな趣旨の発言をしていたんよね。
うむ、
とても感銘したのを覚えているよ。
凄いよね、
自分が居なくなった後のことまで想定しておくんよね。
・・・・・・・・・・・・・・・
何故こんなことを思い出したかというとですね・・・・・・、
もんじゅの記事を読んだからです。
一読してあまりのお粗末さに信じられなかったよ。
・・・・・・・・・
もんじゅを設計して造った奴ら、
もうね、
お前ら、アホかと・・・・・・・"(-""-)"
「あなたのことはそれほど」 著者:いくえみ綾
・・・・・・・・????
えええ??
これで完結?
うむむむむむ・・・・・、
ずいぶん消化不良な感じで納得いかない。
読者の想像に任せるということか・・・・?
しかし、何らかの結末は用意して欲しかった。